朝起きて「おかあさん！」と2階から聞こえてくる。
1歳4ヶ月の娘は、ニュアンスで伝えようと言葉を出そうとしています。
子育てをしていると、これほどまで私を求められることが、あっただろうか、と感じます。
娘との時間は、社会からの役割や責任や、こうでなきゃと思い込むところからも、離れた、「ただのわたし」に向かって、純粋に、まっすぐと向かってきてくれます。
そんな娘を両手を広げて、おいで、とクリアなわたしで抱きしめること。
それがずっと夢でした。
そんなふうに、自分のことを抱きしめたいな。
ヨガセラピスト協会に出会い、ヨガセラピーに触れるうちに、「これがわたし」と思い込む力がどれだけ強かったのか、思い知らされてきました。
それはきっと、社会で私が生きる上で必要だったこと。
だけど、それに縛られていたわたしもいて、「本当はそうじゃないのに」と何度も感じて、自分が自分じゃないようで苦しかった日々を救ってくれたのが、ヨガセラピーでした。
一歩引いて自分のことを見る。
それにより、気づくことがたくさんある。
見守られている自分も味わい、見守っている自分も味わうことで、一人じゃないという強さも感じられる。
孤独って、実は孤独じゃなかったことに気づけたヨガセラピー。
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