ストレスが溜まると心身に様々な影響が及びます。ストレスで起こる問題は一般的に3段階に分かれており、不安や悲しくなるなどの「精神的な問題」が第1段階として起こります。次に胃痛や体調不良などの「身体的な問題」が第2段階で起こります。最後の第3段階が「行動上の問題」で、摂食障害やアルコール依存などが起こります。そんなストレスを解消するなら、口コミでもストレスに効果的と話題のヨガがおすすめです。
精神的な問題
ストレスの源をストレッサーと呼び、これが自身を刺激し、身体や精神の歪み(生体側の歪み)を引き起こします。ある程度の刺激であれば、平常な状態に保とうと働いて歪みもすぐに元に戻ります。しかし連続的に刺激を受けると、元の状態の戻ろうとする働きが阻害され、結果的に心の病を引き起こしてしまうことになります。うつや不眠症、食欲減退、幻覚を見るといった症状が現れます。
身体的な問題
身体的な問題として、ストレスが免疫力の低下を招いてしまうということが挙げられます。細菌やウイルスから守れなくなってしまい、様々な病気を引き起こす恐れがあります。これは交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスが深く関係しています。
生活習慣の乱れなどで交感神経(興奮・緊張)ばかり働くと、ストレスホルモンであるアドレナリンやコルチゾールなどが過剰に分泌し、免疫の働きが弱まってしまいます。風邪にかかりやすい、頭痛や高血圧、気管支喘息、糖尿病といった症状が現れます。
行動上の問題
行動上の問題は精神や身体的な問題のように、直接の原因がストレスホルモンや自律神経の乱れにあるということではありません。今の辛さから逃れたいという思いから認められる行動です。摂食障害やアルコール依存、ギャンブル・買い物依存のほか、ひどいときには自傷や暴力行為などに走ってしまうこともあります。